Google検索・Search Console実録

Google検索の表示回数・クリック数が突然ほぼ0に|Search Consoleでは問題なし、原因を調べた実録

順調に増えていると思っていた検索の数字が急に止まったとき、初心者の私が何を疑い、どこを確認し、何を直したのかを残します。

公開日:2026年10月3日 最終更新日:2026年10月3日 内容確認日:2026年10月3日

AIやHP制作を学び始め、練習も兼ねて別のニュース・トレンド系サイトを作りました。そのサイトにもGoogle AnalyticsとGoogle Search Consoleを設定しました。

最初は数字の見方もよく分かりませんでした。それでも少しずつ検索表示やアクセスが増え、Google検索からも見てもらえるようになってきたと感じていました。

ところが、ある日Search Consoleを見ると、それまで動いていた表示回数とクリック数が急にほとんど動かなくなっていました。最初は何が起きたのか分からず、計測やサイトそのものが壊れたのではないかと思いました。

この記事について

この記事は、2026年8月に実際に起きた検索表示・クリック急減を調べた記録です。原因を1つに決めつける記事でも、検索順位の回復を保証する記事でもありません。

Google検索の仕組みやアップデート内容は変わるため、現在の状況はGoogle公式情報も確認してください。

2026年10月3日時点の注意

Google Search Status Dashboardでは、2026年9月24日に開始した「September 2026 spam update」が、内容確認時点では完了前として掲載されています。全世界・全言語が対象で、展開には最大2週間かかると案内されています。

これはこの記事で扱う2026年8月の出来事とは別のアップデートです。現在の検索変動を確認するときは、Google Search Status Dashboardの公式情報を確認してください。

このページで分かること

数字が急に減ったときに確認した順番

  • AnalyticsとSearch Consoleで何が違うのか
  • サイトの故障やインデックス問題をどう確認したか
  • 「手動による対策なし」と「検索状態が以前と同じ」の違い
  • Google公式アップデートと急減時期をどう照らし合わせたか
  • 記事内容・内部リンクを直したあと、すぐ戻らなかった経過

01

AIを学びながら別サイトも作った

最初はAIの使い方を覚えるところから始まり、少しずつHP制作やブログ制作も試すようになりました。覚えたことを使ってみたくなり、練習も兼ねて別のニュース・トレンド系サイトも作りました。

記事を書き、画像やリンクを入れ、FTPで公開するところまでは、この「AIはじめノート」を作った経験が少し役立ちました。ただ、公開後の検索データをどう見ればよいかは、まだよく分かっていませんでした。

02

AnalyticsとSearch Consoleを設定

別サイトにもGoogle AnalyticsとGoogle Search Consoleを設定しました。私が最初に覚えた役割の違いは、次のくらいです。

道具初心者向けの役割
Google Analyticsサイトへ来た人が、どのページを見たかなどを確認する
Google Search ConsoleGoogle検索で何回表示され、何回クリックされたかなどを確認する

登録や設定の詳しい手順は、Googleアナリティクスとサーチコンソールの設定手順にまとめています。

03

最初は数字が増えていた

記事を追加していくと、検索結果の表示回数やクリック数、Analyticsのアクセスが少しずつ増えました。私は「サイト全体が順調に成長している」と思っていました。

後からページ別の数字を見ると、全記事が同じように伸びていたわけではありません。アクセスの多くは、ある特定のトレンド記事に偏っていました。このことには、数字が落ちてから気づきました。

04

ところが検索の数字が突然止まった

2026年8月25日にSearch Consoleを開くと、8月中旬まで動いていた表示回数とクリック数が、8月18日ごろからほとんど動かなくなっていました。

3か月の合計では、クリック数141、表示回数5,557、平均CTR 2.5%、平均掲載順位9.7と表示されていました。合計値より気になったのは、グラフが途中から急に0に近づいていたことです。

実際に確認したSearch Consoleの画面

Google Search Consoleで検索表示回数とクリック数が8月18日ごろから急減した画面
2026年8月25日に確認したGoogle Search Consoleの検索パフォーマンス。8月中旬までは検索表示回数とクリック数が動いていましたが、8月18日ごろから急激に減少していることを確認しました。

05

最初は計測やサイト故障を疑った

最初は、AnalyticsやSearch Consoleの計測がおかしいのかと思いました。HTTPSに問題があるのか、FTP作業で何か消したのか、Googleからサイトが見えなくなったのかとも考えました。

数字が急に落ちると、「何か大きな失敗をした」と考えてしまいます。ただ、見た目だけでは原因が分からないため、サイト自体とSearch Consoleの両方を1つずつ確認することにしました。

06

技術的な問題を1つずつ確認した

最初に、「Googleがページを見ること自体を完全に止めている設定がないか」を確認しました。専門用語は多いですが、私が確認したかったのは、ページが普通に表示され、検索登録を拒否する設定になっていないかということです。

確認した項目

  • □ 公開ページがHTTP 200で表示される
  • □ Googlebotでもページを取得できる
  • □ index, followになっている
  • □ X-Robots-Tagで検索登録を止めていない
  • □ canonicalが意図したURLを示している
  • □ robots.txtが必要なページを止めていない
  • □ sitemap.xmlがあり、URLが正しい
  • □ 存在しないURLは404になる

ここでは大きな技術的な故障は見つかりませんでした。だからといって検索状態が以前と同じだと決まったわけではありませんが、少なくとも「サイトが完全に見えない」という原因候補は1つずつ減らせました。

07

Search Consoleでは「問題なし」なのに、なぜ?

Search Consoleの「手動による対策」を確認しましたが、大きな問題は表示されていませんでした。最初は「問題なしなら、なぜ数字が落ちるのだろう」と思いました。

手動による対策

人が確認して通知される問題

Googleの担当者がスパムポリシー違反を確認した場合に行われ、対象ならSearch Consoleのレポートやメッセージで通知されます。

自動評価

検索システムによる順位などの変化

Googleの自動ランキングシステムは常に動いています。手動による対策がなくても、順位や表示回数が以前と同じとは限りません。

Google公式の手動による対策レポートの説明を確認し、「手動による対策なし」と「検索順位や表示が以前と同じ」は別の話だと分かりました。

08

Googleアップデートの時期も調べた

Search Consoleのグラフが落ち始めた時期を、Google Search Status Dashboardと照らし合わせました。

Google公式で確認できた事実

「August 2026 spam update」は、米国太平洋時間の2026年8月18日9時28分に開始し、8月21日1時49分に完了しました。対象は全世界・全言語です。

数字が落ち始めた時期とかなり近かったため、影響を受けた可能性も考えました。ただし、時期が重なっているだけで、今回のサイトの検索表示急減がこのアップデートによるものだと確認できたわけではありません。

Google Search Status DashboardのAugust 2026 spam updateで開始・終了時刻を確認できます。

09

コアアップデートとスパムアップデート、手動による対策の違い

名前が似ていて混乱したため、Google公式の説明をもとに、初心者向けに大まかな違いを整理しました。

用語初心者向けの意味確認先
コアアップデート検索全体で、役立つ・信頼できる情報を届けるために行う広い見直しSearch Status Dashboard
スパムアップデート自動のスパム検出システムなどに対する大きな改善Search Status Dashboardとスパムポリシー
手動による対策Googleの担当者が確認した問題。対象ならSearch Consoleに通知されるSearch Consoleの手動による対策

詳しい現在の説明は、Google公式のコアアップデートとスパムアップデートの案内で確認できます。

10

アクセスが一部の記事に偏っていた

ページ別の数字を見直すと、サイト全体が平均的に伸びていたわけではなく、特定のトレンド記事へアクセスが大きく集中していました。

その話題への関心が下がれば、検索する人の数も減り、サイト全体のアクセスが落ちたように見える可能性があります。私が「サイト全体が伸びている」と思っていた数字には、一部記事の影響がかなり含まれていました。

Google公式の検索トラフィック低下の確認方法でも、Search Consoleで下がった検索語やページを確認し、Google Trendsで検索需要の変化を見る方法が案内されています。

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記事の作り方にも気になる部分があった

サイトを見直すと、短期間に複数の記事を追加していたこと、スポーツ速報など検索される期間が短いテーマが多かったことにも気づきました。

さらに、複数の記事で「PERSPECTIVE」「NEXT ACTION」「共通FAQ」など、同じ形式の文章が繰り返されていました。記事ごとに内容は違っても、共通の説明が多いと読者にとって重複して見える部分があります。

原因と決めつけない

これらがGoogleのペナルティ原因だったと確認できたわけではありません。自分のサイトを見直したときに「改善した方がよい部分」として見つかったものです。

12

実際に直したこと

検索を必ず戻す方法ではなく、自分のサイトを読みやすく整理する作業として、次の部分を修正しました。

  • PERSPECTIVEを削除
  • NEXT ACTIONを削除
  • 複数記事で共通していたFAQを削除
  • 記事固有の注意書きは維持
  • 関連記事を2件から6件へ拡大
  • 共通タグ・同じジャンル・公開時期の近さを見て関連記事を調整
  • 自分自身の記事と重複記事を関連記事から除外
  • カテゴリ一覧を新着順へ変更

「これをすればGoogleに評価される」という必勝SEOとして行ったのではありません。自分で見ても同じ説明が多いと感じた部分や、次に読む記事が分かりにくかった部分を直しました。

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さらに見つかった改善候補

確認を続けると、思っていた以上に見る場所がありました。すべてを一度に変更せず、実際の表示と必要性を確認しながら扱う候補として整理しました。

  • 構造化データと画面に表示される内容が一致しているか
  • 一般公開ページに運営用の操作表示が出ていないか
  • 著者・編集責任の表示
  • 公開日時・更新日時・読了時間
  • sitemap.xmlのlastmod
  • www版URLや末尾スラッシュ付きURLの扱い
  • トップページの固定記事
  • leadやsummaryなどで本文が重複していないか

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直したら、すぐ検索表示が戻ると思っていました

記事構成や関連記事を修正したら、すぐ表示回数やクリック数が戻ると思っていました。実際には、修正後すぐに元通りになったわけではありませんでした。

Google公式では、サイトの変更が検索結果へ影響するまで、数日で反映されるものもあれば、システムが長期的な改善を確認するまで数か月かかる場合もあると説明されています。また、変更が必ず目に見える結果につながる保証もありません。

「何日待てば戻る」とは決められないため、修正した日を記録し、数週間など少し長い期間でもう一度Search Consoleを見ることにしました。

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今ならこの順番で確認する

最初は何から見ればよいか分かりませんでした。今同じことが起きたら、次の順番で1つずつ確認します。

  1. サイト自体が表示できるか確認
  2. Analyticsでもアクセスが減っているか確認
  3. Search Consoleのクリック数・表示回数を確認
  4. サイト全体か、一部ページだけか確認
  5. 「インデックス作成 → ページ」を確認
  6. URL検査で対象ページを確認
  7. 「手動による対策」を確認
  8. セキュリティの問題を確認
  9. Google Search Status Dashboardを確認
  10. Google Trendsなどで検索需要の変化を確認
  11. 記事内容・類似文章・内部リンクを確認
  12. sitemap・canonical・URL構造を確認

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Search Consoleで最低限見る場所

画面名や配置は変更されることがありますが、初心者の私が最低限見る場所は次の5つです。

検索パフォーマンス

表示とクリックを見る

クリック数、表示回数、検索キーワード、ページ別の変化を確認します。

ページのインデックス登録

Google検索への登録状況

登録済みのページと、登録されていないページの理由を確認します。

URL検査

特定ページを確認

GoogleがそのURLをどう認識しているか、インデックス登録されているかを確認します。

手動による対策

明示的な通知を見る

Googleの担当者による対策がある場合の通知を確認します。

セキュリティ

改ざんなどを確認

不正な改ざん、マルウェア、フィッシングなどの問題が通知されていないか確認します。

クリック数や表示回数の基本は、Google Search Consoleの見方で画面ごとに確認できます。

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慌ててやらない方がいいこと

数字が急に落ちると、サイト全体をすぐ変えたくなります。ただ、一度に大きく変えると、何が原因で何が改善だったのか、さらに分かりにくくなります。

確認前に一斉変更しない

  • 全記事を削除する
  • 大量のページをnoindexにする
  • 大量のURLを変更する
  • 記事タイトルを一斉に変更する
  • 短期間に大量の記事を追加する
  • サイト全体のデザインを急に変更する

まず計測、ページ、検索需要、Google公式情報を分けて確認し、根拠がある部分だけを少しずつ直す方が、あとから経過を追いやすいと感じました。

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今も原因を1つには決められていない

今回、Googleアップデートとの時期の近さ、特定トレンド記事へのアクセス集中、短期間の記事追加、類似文章、内部リンク、サイト構造など、複数の気になる点が見つかりました。

ただし、どれか1つだけが原因だったとは現在も断定できていません。Search Consoleで「手動による対策なし」と表示されていても、それだけで検索状態全体が以前と同じという意味ではありませんでした。

最初は何を確認すればよいか分かりませんでしたが、今なら、計測 → Search Console → インデックス → ページ別の変化 → 検索需要 → 記事内容 → 内部リンク、という順番で確認しようと思えます。

修正後もすぐ数字が戻ったわけではありません。これから変化があれば、確認した日と一緒にこの記事へ追記します。

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検索キーワード、表示回数、クリック数、CTRを確認します。