ファビコン画像を作ってHPフォルダへ入れただけでは、ページに自動表示されるとは限りません。HTMLへ「どの画像をファビコンとして使うか」を書き、画像とHTMLを公開サーバーへ送る必要があります。
この記事で分かること
- 設定から公開までの全体の流れ
- 実際の画像保存場所
<head>と<link>の意味- PNGとICOの指定方法
- 画像パスの読み方
- FFFTPで送るファイルと確認項目
01
ファビコン設定の全体の流れ
- 1ファビコン画像を作る正方形で、小さくても見える画像を準備
- 2HPフォルダへ保存決めた画像フォルダへ入れる
- 3HTMLで場所を指定head内のlinkタグに画像パスを書く
- 4サーバーへアップロード変更したHTMLと画像をFFFTPで送る
- 5ブラウザで確認PCとスマホで表示を見る
02
ファビコン画像をどこへ保存する?
実際のAIはじめノートでは、共通して使う画像をassets/images/common/へ保存しています。存在しないimagesフォルダを新しく作るのではなく、現在の構成をそのまま使います。
AI活用サイト_PC移行用_20260814
├─ index.html
├─ articles
│ ├─ index.html
│ └─ favicon-setting.html
├─ assets
│ └─ images
│ └─ common
│ ├─ favicon-512.png
│ ├─ favicon-32.png
│ ├─ favicon.ico
│ └─ apple-touch-icon.png
├─ style.css
└─ script.js
favicon-512.pngは大きめの元画像、favicon-32.pngは32×32pxのPNG、favicon.icoはICO形式、apple-touch-icon.pngはApple端末向けの画像です。
03
HTMLの<head>って何?
<head>は、ページに直接見える本文ではなく、ブラウザや検索エンジンへページ情報を伝える部分です。ページのタイトル、説明文、CSSの場所、ファビコンの場所などを書きます。
<html lang="ja">
<head>
ページの情報やファビコン設定
</head>
<body>
画面に表示する本文
</body>
</html>
ファビコン用の<link>は、現在のサイトと同じように<head>の中へ書きます。
04
ファビコンを指定するHTML
articlesフォルダ内の記事から、実際の32×32px PNGを指定するコードです。
<link rel="icon" type="image/png" sizes="32x32" href="../assets/images/common/favicon-32.png">
この1行が「1つ上のフォルダに戻り、assets/images/common/にあるfavicon-32.pngを、このページのアイコンとして使う」とブラウザへ伝えます。
../をそのまま全ページへ貼らないarticles内の記事では../が必要ですが、ルートにあるindex.htmlではassets/images/common/favicon-32.pngです。HTMLが置かれている場所によって画像パスが変わります。
05
コードを1つずつ説明
<link>- 現在のHTMLと、別のファイルとの関係をブラウザへ知らせるタグです。終了タグは付けません。
rel="icon"- リンク先のファイルが、このページを表すアイコンだと伝えます。relはrelationship(関係)の略です。
type="image/png"- リンク先がPNG形式の画像だと伝えます。typeはファイルの種類を示すヒントです。
sizes="32x32"- 画像が横32px・縦32pxであることを伝えます。
href="..."- 実際に読み込む画像の場所を指定します。hrefの中が間違っていると画像へたどり着けません。
MDNでは、複数のrel="icon"がある場合、ブラウザがtypeやsizesを手がかりに適したアイコンを選ぶと説明されています。
06
favicon.icoを使用する場合
このサイトでICO形式を指定している実際の1行です。
<link rel="icon" href="../assets/images/common/favicon.ico" sizes="any">
hrefはICOファイルの場所です。ICOは昔からファビコンで使われ、複数サイズを一つに含められます。このサイトではICOだけにせず、32×32pxのPNGとApple用画像も続けて指定しています。
<link rel="icon" href="../assets/images/common/favicon.ico" sizes="any">
<link rel="icon" type="image/png" sizes="32x32" href="../assets/images/common/favicon-32.png">
<link rel="apple-touch-icon" sizes="180x180" href="../assets/images/common/apple-touch-icon.png">
上から、ICO形式、32×32pxのPNG、Apple端末でホーム画面などに使われる画像の指定です。
07
画像パスとは?
画像パスは、HTMLから見た画像ファイルの保存場所です。次の3つが一致する必要があります。
- ファイル名:
favicon-32.png - 実際の保存場所:
assets/images/common/ - HTMLに書いた場所:
../assets/images/common/favicon-32.png
../は「今いるarticlesフォルダから1つ上へ戻る」という意味です。そこからassets、images、commonの順にフォルダを開きます。
画像パスで迷ったときは、画像パス・リンク切れ・スマホ表示を確認する方法でも図解と確認順を説明しています。
08
全ページに設定する必要がある?
サイトの作り方によって異なります。テンプレートや管理画面から共通のheadを出力する仕組みなら、1か所の変更が全ページへ反映される場合があります。
AIはじめノートは、複数の静的HTMLファイルを直接管理しています。現在の公開対象HTMLを確認すると、それぞれのページのheadにファビコン設定があります。そのため新しいHTML記事を作るときも、そのページのheadへ同じ設定が必要です。
今回は既存ページの設定がそろっていることを確認しました。新しい4記事へ同じ3行を入れるだけで、既存記事の本文や設定は変更していません。
09
サーバーへアップロード
PC内のファイルを直しただけでは、公開サイトは変わりません。次の順番でファイルを送ります。
FFFTPは、PCとサーバーの間でファイルを送るためのソフトです。接続、public_html、左右の画面、上書き確認はFFFTPアップロード方法の記事で詳しく説明しているため、ここでは重複させません。
10
アップロードするファイル
新しく設定したときは、変更したものだけを選びます。
- HTML:ファビコンの
<link>を追加・変更したページ - PNG:新しく作った、または変更したファビコン画像
- ICO:
favicon.icoを使う場合はそのファイル - Apple用画像:作成してHTMLで参照した場合だけ
どの更新で何を送るか迷ったら、HP更新でアップロードするファイルの選び方を確認します。変更していない画像を全部送り直す必要はありません。
11
PCで確認
- 公開したページをブラウザで開きます。
- タブの左側に新しいマークが見えるか確認します。
- 一度再読み込みします。
- 別の記事を開き、同じマークが表示されるか確認します。
古いマークが残っていても、すぐに画像作成の失敗とは決めつけません。ブラウザが前の画像を覚えている「キャッシュ」が原因の場合があります。
12
スマートフォンで確認
PCで見えたら終わりにせず、スマートフォンでも同じURLを開きます。タブ一覧、ブックマーク、ホーム画面への追加など、ファビコンが使われる場所はブラウザや端末によって異なります。
PCとスマホで違う画像が見えるときは、端末ごとのキャッシュや、別の画像を参照する設定がないかを確認します。
13
設定後チェックリスト
- □ ファビコン画像が存在する
- □ ファイル名が正しい
- □ 保存場所が正しい
- □ HTMLの
hrefが正しい - □
head内に設定されている - □ サーバーへアップロードした
- □ PCで確認した
- □ スマホでも確認した
14
3ページ目のまとめ
画像の保存場所、HTMLのhref、アップロード先がつながって、初めて公開ページでファビコンを読み込めます。
設定したのに前の画像のままということがあります。次はその原因を一つずつ確認します。
SOURCE
HTMLの確認に使用した公式情報
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