「ファビコン」という名前を初めて見ると、何のことか分かりにくいと思います。ホームページの大きなロゴとは別に、ブラウザのタブへ小さく表示されているマークにも名前と役割があります。
この4ページのガイドでは、意味を知るところから、画像作成、HTMLへの設定、変更しても変わらないときの確認までを一つずつ進めます。
この記事で分かること
- ファビコンとは何か
- どこに表示されるのか
- 設定すると何が分かりやすくなるのか
- ロゴとファビコンの違い
- 小さくても見える形にする理由
- AIはじめノートで実際に考えたこと
01
ファビコンって何?
ファビコンは、Webサイトを見分けるための小さなアイコンです。ブラウザでこのサイトを開いたとき、タブのページ名の横に小さなマークが見えます。それがファビコンです。
faviconは「favorite icon(お気に入りのアイコン)」からできた呼び名です。もともとブラウザの「お気に入り」などで使われ、現在はタブやブックマークなど、さまざまな場所でサイトの目印になります。
役割は似ていますが、表示される大きさが違います。ページ上部のロゴはサイト名まで読める大きさですが、ファビコンはほんの小さな場所でサイトを見分けるための目印です。
02
ファビコンはどこに表示される?
ブラウザのタブ
開いているページ名の横に表示されます。タブが増えたときにもサイトを見分ける手がかりになります。
ブックマーク・お気に入り
保存したページ名のそばに表示されることがあります。同じような名前が並んでも、マークで探しやすくなります。
ブラウザ内の一部表示
履歴、ショートカット、スマートフォンのホーム画面などで使われる場合があります。場所や見え方はブラウザや端末で異なります。
Google検索結果
検索結果でサイト名の近くに表示される場合があります。ただし、正しく設定しても必ず表示されるとは限りません。
03
ファビコンを設定するメリット
- タブを複数開いても見つけやすい:文字が小さくなっても、色や形を目印にできます。
- サイトらしい印象になる:初期状態の共通マークではなく、そのサイト専用の見た目になります。
- 覚えてもらいやすい:同じマークを繰り返し見ることで、サイト名とシンボルを結び付けてもらいやすくなります。
- 見た目を統一できる:HP、Instagram、ロゴ、ファビコンで同じシンボルを使うと、同じ発信元だと分かりやすくなります。
- 検索結果の目印になる場合がある:Google検索結果に表示されたとき、どのサイトの情報かを見分ける助けになります。
04
ファビコンとSEOの関係
SEOは、検索する人にページを見つけてもらいやすくするための取り組みです。しかし、ファビコンを設定しただけで検索順位が上がる、というものではありません。
ファビコンの役割は、検索結果でサイトを識別しやすくしたり、ブランドを覚えてもらいやすくしたり、サイト全体の見た目を整えたりすることです。
Google公式も、ガイドラインを満たしていても検索結果への表示は保証されないと案内しています。検索結果だけではなく、ブラウザのタブやブックマークで使うサイトの目印として整えます。
05
ロゴとファビコンは何が違う?
ロゴ
シンボルマークと「AIはじめノート」の文字を組み合わせ、サイト名まで伝えられます。ヘッダーなど、ある程度の広さがある場所に向いています。
ファビコン
基本的にはシンボル単体を使います。文字全体を入れると、小さく表示されたときに読めなくなるためです。
ロゴをそのまま小さくすればよいと思いやすいのですが、実際には「小さくしたときにも形が分かるか」を別に確認する必要があります。
06
なぜシンプルな方がいい?
ファビコンは16×16pxや32×32pxなど、非常に小さく表示される場合があります。px(ピクセル)は、画面上の画像の大きさを表す単位です。
大きな画面では見えていたものでも、文字、人物、パソコン、星、複数の小物、細い線などを詰め込むと、小さくしたときにつぶれて一つのかたまりに見えることがあります。
作成画面の大きな表示だけで判断せず、32×32px程度まで縮小して、輪郭と色の違いが残っているかを見ます。
07
AIはじめノートで実際に考えたこと
今回は「AIはじめノート」という名前に合わせてロゴを考えました。最初は「ノート」という名前から、本やノートを連想するデザインも考えました。
でも、このサイトで扱っているのはChatGPT、Codex、HP制作、ブログ、画像生成など、デジタルの作業が中心です。名前だけに引っ張られず、サイトの内容に合うものを考え直しました。
初心者マークとノートパソコンを組み合わせた案も試しましたが、ファビコンでも使うことを考えると細かすぎました。そこで、もっとシンプルな構造へ変更しました。
さらに、シンボル内の2つの点が「目」のように見えたため削除しました。小さい部分でも印象が変わることを知り、小さなサイズでも形を認識できることを意識しました。
最終的には、HP、Instagram、ファビコンで同じシンボルを使えるように考えました。大きなロゴを作るだけではなく、使う場所ごとの見え方まで考える必要があると分かりました。
08
1ページ目のまとめ
- ファビコンは、ブラウザのタブなどに表示される小さなサイトのマーク
- 大きなロゴとは表示場所と大きさが違う
- 検索順位を直接上げるものではない
- 小さくても分かるシンプルなシンボルが向いている
次は実際にファビコン用画像を作ります。正方形、サイズ、PNGとICO、背景、ファイル名を順番に確認します。
RELATED