HPを作っただけでは、まだインターネット上では見ることができません。
自分のパソコンの中に index.html や style.css があっても、それは自分のパソコンの中にあるだけです。
ほかの人にも見てもらうには、HPのデータをインターネット上に置き、ドメインという住所から見られるようにする必要があります。
このページの説明について
このページでは、スタードメインとスターサーバーの管理画面・スクリーンショットをもとに、初心者向けにHP公開の流れを整理しています。
画面名、ボタンの位置、料金、プラン内容は変更される場合があります。申し込み前には、必ず公式画面で最新情報を確認してください。
このページで分かること
HP公開に必要なものと役割
- HPを公開するために必要な7つのもの
- HPデータ、サーバー、ドメイン、DNS、SSLの役割
- スターサーバーの
public_htmlにファイルを置く考え方 - Google Search Console用TXTレコードの考え方
- アップロード後に確認するポイント
家にたとえると
HP公開の全体像
HPのデータ家の中身・家具
サーバー家を建てる土地
ドメイン住所
DNS設定住所と土地をつなぐ案内板
SSL設定安全な玄関鍵
アップロード家具を土地に運び込む作業
表示確認実際に家に入れるか確認する作業
01
HP公開に必要な7つのもの
今回、私がHPをアップロードして公開するために使ったものは、主に次の7つです。
HPのデータ
実際に表示するHTML、CSS、JavaScript、画像、記事ページです。
サーバー
HPのデータを置いておく場所です。今回の実例ではスターサーバーを使います。
ドメイン
読者がサイトへアクセスするための住所です。今回の実例では hukugyo.net です。
DNS設定
ドメインとサーバーをつなぐ設定です。
SSL設定
https:// で安全に表示するための設定です。
アップロード方法
パソコン内のHPデータをサーバーへ送る方法です。
表示確認
実際のURLで、ページ・画像・リンク・スマホ表示を確認します。
最初は聞き慣れない言葉が多く、何が何の役割なのか分かりにくく感じました。
そこで、家にたとえて考えると少し分かりやすくなりました。
このページでは、HPをインターネット上に公開するために必要なものと、それぞれの役割を初心者向けに順番にまとめます。
02
HPのデータとは
まず必要なのは、実際に表示するHPのデータです。
今回のHPでは、主に次のようなファイルを使っています。
index.htmlstyle.cssscript.js- 画像ファイル
- その他の記事ページ
それぞれの役割は次の通りです。
index.html
ページの中身や入口になるHTMLファイルです。
style.css
文字、色、余白、カード、スマホ表示など、見た目を整えるファイルです。
script.js
トップへ戻るボタンや表示の動きなど、必要な動きを付けるファイルです。
画像ファイル
トップ画像、説明画像、図解など、ページを見やすくするための素材です。
記事ページ
articles フォルダや pages フォルダに入る、個別の説明ページです。
index.html
index.html は、サイトの入口になるページです。
多くの場合、ドメインにアクセスしたときに最初に表示されるページになります。
私のサイトでいえば、
https://hukugyo.net/
にアクセスしたときに表示されるトップページの元になるファイルです。
スターサーバーでも、トップページのファイル名は基本的に index.html にしておくと分かりやすいです。
そのため、トップページにしたいHTMLファイルは、ファイル名を index.html にしておく必要があります。
style.css
style.css は、HPの見た目を整えるためのファイルです。
たとえば、
- 文字の大きさ
- 色
- 余白
- ボタン
- カード
- 画像の大きさ
- スマホ表示
などを指定します。
HTMLが文章や画像の中身だとすると、CSSは服や部屋の内装のような役割です。
script.js
script.js は、HPに動きをつけるためのファイルです。
たとえば、
- トップへ戻るボタン
- ふわっと表示される動き
- メニューの開閉
- 画面上の簡単な動き
などに使います。
すべてのHPに必ず必要というわけではありませんが、動きを付けたい場合に使います。
画像ファイル
画像ファイルは、トップ画像、図解、説明画像などです。
画像は、HTMLの中に書いた src と、実際の保存場所が合っていないと表示されません。
たとえば、HTMLに次のように書いた場合、
<img src="assets/images/top/main.png" alt="トップ画像">
実際に、
assets/images/top/main.png
という場所に画像がないと、ページ上では表示されません。
画像でつまずく原因の多くは、
- ファイル名が違う
- 保存場所が違う
- 拡張子が違う
- 日本語名や空白入りのファイル名を使っている
- HTMLの
srcと実際の画像の場所が一致していない
という部分です。
その他の記事ページ
トップページ以外にも、記事ページや説明ページがあります。
たとえば、
articles/index.html
articles/hp-site-planning-guide.html
pages/profile.html
pages/chatgpt-plus.html
pages/obs.html
のようなファイルです。
HPをブログのようにしていく場合は、記事ページを増やしていきます。
ただし、記事ページを作っただけでは、記事一覧ページに自動で表示されない場合があります。
その場合は、記事一覧ページに記事カードやリンクを追加する必要があります。
03
サーバーとは
サーバーは、HPのデータを置いておく場所です。
自分のパソコンの中にHPファイルがあるだけでは、基本的にほかの人は見ることができません。
インターネット上に公開するには、サーバーにHPファイルを置く必要があります。
今回、このサイトの説明では、スタードメインで取得したドメインと、スターサーバーの管理画面をもとにしています。
初心者が最初に独自ドメインでHPを公開する場合は、ドメイン取得と無料サーバーを同じ流れで確認しやすいスタードメインから始めると、管理が分かりやすくなります。
サーバーは、家でたとえると「土地」のようなものです。
HPのデータという家を建てるためには、置き場所が必要です。
その置き場所がサーバーです。
サーバーの役割は、主に次の通りです。
- HPのファイルを保管する
- インターネットからアクセスできるようにする
- HTML、CSS、画像を読み込めるようにする
- ドメインとつなげて、URLから見られるようにする
04
ドメインとは
ドメインは、HPの住所です。
今回の私のサイトでは、
hukugyo.net
がドメインです。
実際のURLでは、
https://hukugyo.net/
のように表示されます。
サーバーだけでもHPを置く場所はありますが、読者にとって分かりやすい住所が必要です。
その住所の役割をするのがドメインです。
家にたとえると、
サーバー = 土地
ドメイン = 住所
です。
土地があっても住所が分からなければ、人はそこへ行きにくいです。
同じように、サーバーにHPデータを置くだけでなく、ドメインを設定することで、読者が分かりやすいURLからアクセスできるようになります。
独自ドメインをまだ取得していない場合は、先にドメイン取得サービスでドメインを申し込みます。
今回は、スタードメインで hukugyo.net を取得したときの流れを、実際の画面に沿って別ページにまとめました。ドメイン検索、取得できるドメインの選択、Star8アカウント登録、メール確認、電話番号認証、支払い方法の選択、申し込み完了までを順番に確認できます。
比較
初心者向けサーバー・ドメインの選び方
ドメインやサーバーは種類が多いため、最初は「どれを選べばいいのか」で迷いやすいです。ここでは、初心者が見比べやすいように、現在確認できる価格と使いやすさを中心に整理します。
価格は2026年7月9日時点で公式ページを確認した税込価格です。キャンペーン、契約期間、ドメインの種類によって変わる場合があります。
| サービス例 | 現在価格の目安 | 初心者向けポイント | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| スタードメイン+無料サーバー | 例:.net は新規取得1,100円/更新2,039円。無料サーバー特典は初期費用0円・月額0円。実質年間2,000円程度から始めやすい。 |
ドメイン契約で無料サーバーを借りられる特典がある。ドメイン取得とサーバー準備を同じ流れで確認しやすい。 | はじめて独自ドメインでHPを公開したい人。費用を抑えて試したい人。 |
| スターサーバー有料プラン | 月額253円から。無料サーバーより容量や機能を増やしたい場合に検討。 | 同じスター系サービスで管理しやすく、無料サーバーから段階的に考えやすい。 | 画像や記事が増えてきた人。もう少し余裕のある環境にしたい人。 |
| エックスサーバーなどの有料レンタルサーバー | 月額990円から。キャンペーンや契約期間により実質価格が変わる場合あり。 | 機能やサポートが充実しているサービスも多いが、初心者には最初の費用や設定が少し重く感じる場合がある。 | 本格的にサイト運営したい人。複数サイトやWordPress運営も考えている人。 |
このサイトでは、初心者がまずHP公開の流れを体験しやすいように、スタードメインでドメインを契約し、無料サーバーも含めて確認する方法をおすすめしています。
スタードメインでは、ドメインを契約すると無料サーバーを借りられる特典があります。そのため、選ぶドメインにもよりますが、実質年間2,000円程度を目安に、独自ドメインとサーバーを用意しやすいのが大きなメリットです。
最初から高機能な有料サーバーを選ぶよりも、まずは「作る・置く・つなぐ・確認する」を小さく体験する方が理解しやすいからです。
最新の料金や条件は、スタードメイン価格一覧、スタードメインの無料サーバー公式ページ、スターレンタルサーバー公式ページ、エックスサーバー公式ページで確認してください。
05
DNS設定とは
DNS設定の詳しい説明を見る
DNS設定は、ドメインとサーバーをつなぐ設定です。
ドメインを取得しただけでは、まだサーバーとつながっていない場合があります。
DNS設定では、
hukugyo.net にアクセスした人を、このサーバーへ案内してください
という設定をします。
家でたとえると、DNSは「住所と土地をつなぐ案内板」です。
DNS設定で出てくる言葉には、次のようなものがあります。
- ネームサーバー
- Aレコード
- CNAME
- TXTレコード
初心者の段階では、最初から全部を覚えなくても大丈夫です。
まずは、
ドメインだけでは表示されない
サーバーだけでも住所として分かりにくい
DNS設定でドメインとサーバーをつなぐ
という考え方を覚えておくと分かりやすいです。
今回、Google Search Consoleの確認などでは、TXTレコードを追加する場面もありました。
TXTレコードは、Googleなどに「このドメインは自分が管理しています」と確認してもらうために使うことがあります。
https:// で安全に表示するための玄関鍵のような役割です。06
SSL設定とは
SSL設定は、サイトを https:// で安全に表示するための設定です。
SSLが設定されていないと、
http://hukugyo.net
のように表示される場合があります。
SSLを設定すると、
https://hukugyo.net
のように表示できます。
https の s は、安全な通信を表すものです。
家でたとえると、SSLは「安全な玄関鍵」のようなものです。
SSL設定の役割は、主に次の通りです。
- サイトと読者の通信を安全にする
- ブラウザに安全なサイトとして扱ってもらいやすくする
- 読者に不安を与えにくくする
https://でアクセスできるようにする
今回の設定では、スターサーバー側で無料独自SSLを利用し、HTTPS転送も設定しました。
HTTPS転送を設定すると、http:// でアクセスされた場合でも、https:// へ転送されるようになります。
07
アップロード方法とは
アップロードとは、自分のパソコンにあるHPデータを、サーバーへ送る作業です。
家でたとえると、作った家具や荷物を土地へ運び込む作業です。
HPの場合は、次のようなファイルをサーバーへアップロードします。
index.html
style.css
script.js
assets フォルダ
images フォルダ
articles フォルダ
pages フォルダ
アップロード方法には、主に次のようなものがあります。
- サーバーのファイルマネージャーを使う
- FTPソフトを使う
- Gitなどを使う
初心者の場合は、まず ファイルマネージャー が分かりやすいです。
スターサーバーでは、ファイルマネージャーを使って、ブラウザ上からファイルをアップロードできます。
FTPソフトを別で用意しなくても、管理画面からファイル操作ができます。
FTPソフトでアップロードしたい場合
サーバーにファイルを送る方法として、FFFTPなどのFTPソフトを使う方法もあります。
FFFTPでは、画面の左側に自分のパソコン、右側にサーバーが表示され、左から右へファイルを送ることでアップロードできます。
public_html は公開用の置き場所
public_html は、インターネット上に公開するファイルを置くためのフォルダです。
トップページを表示したい場合は、この中に index.html があるかを確認します。
間違えて public_html の外にアップロードすると、ファイル自体はサーバーにあっても、ブラウザから見えない原因になります。
08
スターサーバーでアップロードする基本の流れ
ここからは、スタードメインやスターサーバーの画面を使う場合の基本的な流れです。
画面の名前やボタンの位置は、時期や契約内容によって変わることがあります。
そのため、完全に同じ表示でなくても、考え方として読んでください。
スタードメインまたはスターサーバーの管理画面へログインする
まず、スタードメインまたはスターサーバーの管理画面へログインします。
ログインすると、契約しているドメインや利用できるサーバーを確認できます。
そこから、サーバー管理やファイル管理へ進みます。
ファイルマネージャーを開く
サーバー管理画面から、ファイル管理、またはファイルマネージャーを開きます。
ファイルマネージャーは、サーバー内のフォルダやファイルを確認する場所です。
ここで、HTMLファイルや画像ファイルをアップロードできます。
対象ドメインのフォルダを開く
ファイルマネージャーを開くと、ドメイン名のフォルダが表示されます。
今回のサイトであれば、
hukugyo.netのようなフォルダを探します。
このドメイン名のフォルダを開きます。
public_html フォルダを開く
ドメイン名のフォルダを開くと、その中に
public_htmlというフォルダがあります。
この public_html が、インターネット上に公開される場所です。
公開したいHPデータは、この public_html の中にアップロードします。
ここがとても大事です。
間違えて public_html の外にアップロードしてしまうと、HPが表示されない原因になります。
HPファイル一式をアップロードする
public_html の中に、HPファイル一式をアップロードします。
たとえば、次のような構成です。
public_html/
├── index.html
├── style.css
├── script.js
├── assets/
│ └── images/
├── articles/
│ ├── index.html
│ └── hp-site-planning-guide.html
└── pages/
├── profile.html
├── chatgpt-plus.html
└── obs.htmlこのとき、フォルダ構成を崩さないことが大切です。
HTMLの中に書かれている画像パスやCSSの読み込みパスは、フォルダ構成とつながっています。
たとえば、HTMLに、
<link rel="stylesheet" href="style.css">と書いてある場合、HTMLファイルと同じ場所に style.css がないと、デザインが反映されません。
また、
<img src="../assets/images/example.png" alt="説明画像">と書いてある場合、HTMLファイルから見て正しい位置に画像がないと表示されません。
index.html があるか確認する
トップページを表示するためには、public_html の中に index.html が必要です。
もし index.html がない場合、トップページが表示されないことがあります。
また、似た名前のファイルにも注意が必要です。
たとえば、
index.html
index.htm
index.php
Index.htmlのように似た名前があると、どれが表示されるのか分かりにくくなることがあります。
初心者の場合は、まずトップページ用のファイル名を
index.htmlにそろえておくと分かりやすいです。
図解案:スターサーバーアップロード手順
ここには、ログイン → ファイルマネージャー → hukugyo.net → public_html → ファイルアップロード → 表示確認、という流れの図解を入れると分かりやすくなります。
09
ドメイン設定の流れ
サーバーにファイルを置くだけでなく、ドメインもサーバーに設定する必要があります。
スターサーバーでは、サーバー管理画面からドメイン設定を行います。
基本の流れは次の通りです。
サーバー管理画面へログイン
↓
ドメイン設定を開く
↓
ドメインを追加
↓
hukugyo.net を入力
↓
無料独自SSLを利用する
↓
HTTPS転送を有効にする
↓
設定を保存する
hukugyo.net を入力し、無料独自SSLは「利用する」、HTTPS転送は「HTTPSに転送する」にチェックを入れてから進みます。AIクローラー遮断は、最初はチェックしない設定がおすすめです。今回のように、独自ドメインを使う場合は、サーバー側にそのドメインを登録しておく必要があります。
ドメイン設定をしていないと、サーバーにファイルがあっても、そのドメインでは表示できません。
TROUBLE
今回起きたトラブル:DNSレコードが既に設定されています
ドメイン名、無料独自SSL、HTTPS転送などを確認して「追加する」を押したところ、今回は次のようなエラーが表示されました。
入力されたドメインはDNSレコードが既に設定されています
hukugyo.net をスターレンタルサーバーに追加しようとしたときに、「DNSレコードが既に設定されています」というエラーが表示されています。これはドメインが使えないという意味ではなく、スタードメイン側に既存のDNSレコードが残っているため、先に整理が必要な状態です。これは、ドメイン自体が使えないという意味ではありません。
すでにスタードメイン側にDNSレコードが残っているため、スターレンタルサーバー側で新しくドメイン設定を追加できない状態です。
初心者向けに言うと、すでに古い案内板が立っているため、新しい案内板を置けない状態です。
この場合は、スタードメイン側で対象ドメインのDNSレコードを確認し、不要なDNSレコードを削除してから、もう一度スターレンタルサーバー側でドメイン追加を行います。
DNSレコードとは、ドメインをどこへ案内するかを決める設定です。たとえば、hukugyo.net にアクセスした人を、どのサーバーへ案内するかを決めています。
今回のエラーは、hukugyo.net に対して、すでにDNSレコードが設定されていたために表示されました。つまり、ドメインが取得できていない、サーバーが壊れている、設定が全部失敗した、という意味ではありません。
古いDNSレコードを整理すれば、もう一度ドメイン追加を進めることができます。
対処方法:スタードメイン側でDNSレコード設定を開く
このエラーが出た場合は、スターレンタルサーバーの画面ではなく、スタードメイン側の管理画面を確認します。
- Star8アカウントにログインする
- スタードメイン管理を開く
- ドメイン一覧から
hukugyo.netを探す - 対象ドメインの右側にある三点メニューをクリックする
- 「DNSレコード設定」を開く
ここで、hukugyo.net に設定されているDNSレコード一覧が表示されます。
ドメイン右側の三点メニューからDNSレコード設定を開く
スタードメインのドメイン一覧では、各ドメインの右側に三点メニュー、またはメニューアイコンが表示されている場合があります。
その三点メニューをクリックすると、対象ドメインに関する操作メニューが開きます。
その中から「DNSレコード設定」を選びます。この画面で、現在そのドメインに登録されているDNSレコードを確認できます。
DNSレコードの「削除」が出ている箇所を削除する
DNSレコード設定画面を開くと、登録済みのDNSレコードが一覧で表示されます。
今回の対処では、一覧の中で「削除」ボタンが表示されているDNSレコードを削除しました。
削除することで、スターレンタルサーバー側で新しくドメイン設定を追加できる状態に戻します。
DNSレコード削除時の注意点
DNSレコードの削除は、サイト表示やメールに関係する作業です。意味が分からないまま、何でも削除してよい作業ではありません。
特に次の設定は、意味が分からないまま削除しない方が安全です。
- MXレコード
- TXTレコード
- SPF、DKIM、DMARCのようなメール認証設定
- Google Search Consoleの確認用TXTレコード
- Google Workspaceなどの外部サービス用レコード
メール設定や外部サービスをすでに使っている場合、MXレコードやTXTレコードを削除すると、メールや認証に影響が出る場合があります。
今回のように、まだメールアドレスを使っていない、外部サービスも設定していない状態であれば、エラー解消のためにDNSレコードを整理してから再度ドメイン追加します。
DNSレコードを削除した後、もう一度ドメイン追加を行う
DNSレコードを削除したら、もう一度スターレンタルサーバー側へ戻ります。手順は同じです。
- スターレンタルサーバーのサーバーパネルを開く
- 左メニューの「ドメイン」を開く
- 「ドメイン設定」をクリックする
- 「ドメインを追加」を開く
- ドメイン名に
hukugyo.netを入力する - 無料独自SSLは「利用する」にチェックを入れる
- HTTPS転送は「HTTPSに転送する」にチェックを入れる
- AIクローラー遮断は、最初はチェックしない
- メモは空欄のまま
- 「追加する」をクリックする
hukugyo.net が追加されます。設定直後は「反映待ち」と表示される場合があります。これで、先ほどのDNSレコードエラーが解消されていれば、ドメイン追加が完了します。
追加後に確認すること
- □ ドメイン設定一覧に
hukugyo.netが表示されるか - □ 無料独自SSLが有効になっているか
- □ HTTPS転送が有効になっているか
- □
https://hukugyo.net/で表示できるか - □ 鍵マークが表示されるか
- □
http://hukugyo.net/で開いたときにhttps://hukugyo.net/に変わるか
設定直後は、反映まで時間がかかることがあります。すぐに表示されなくても、数分から数時間待ってから再確認します。
https://hukugyo.net/ で安全にサイトを表示できるようになります。反映まで時間がかかる場合は、少し待ってから再確認します。10
DNS設定の流れ
DNS設定の流れを確認する
DNS設定は、ドメインとサーバーをつなぐための設定です。
基本的な考え方は次の通りです。
ドメインを取得する
↓
そのドメインをどのサーバーで使うか決める
↓
ネームサーバーやDNSレコードを設定する
↓
反映されるまで待つ
DNS設定は、変更してすぐ反映されない場合があります。
数分で反映されることもありますが、時間がかかることもあります。
そのため、設定直後に表示されなくても、すぐに失敗と決めつけないことが大切です。
初心者がつまずきやすいのは、
設定したのに、すぐ表示されない
という部分です。
DNSは反映待ちの時間があるため、少し時間を置いてから再確認します。
11
Google Search Console用のTXTレコード
TXTレコードの考え方を見る
今回の作業では、Google Search Consoleの確認のために、DNSへTXTレコードを追加する場面もありました。
Google Search Consoleは、自分のサイトがGoogle検索にどう認識されているか確認するためのサービスです。
Googleに、
このドメインは自分が管理しているものです
と確認してもらうために、TXTレコードを追加します。
TXTレコードには、Googleから指定された確認用の文字列を入れます。
たとえば、
google-site-verification=xxxxxxxxxxxxxxxx
のような形です。
この値は、Google Search Consoleの確認用として使います。
ただし、DNSレコードは間違えるとメールやサイト表示に影響する場合もあるため、変更する前に内容をよく確認することが大切です。
12
SSL設定とHTTPS転送
ドメイン設定ができたら、SSL設定も確認します。
SSLを設定すると、サイトを https:// で表示できます。
さらにHTTPS転送を有効にすると、http:// でアクセスされた場合でも、https:// へ自動で転送されます。
流れとしては、次のようになります。
無料独自SSLを有効にする
↓
SSLが反映されるまで待つ
↓
HTTPS転送を有効にする
↓
https://hukugyo.net/ で表示確認する
SSL設定も、反映まで少し時間がかかることがあります。
設定直後に表示がおかしい場合は、少し時間を置いてから確認します。
13
アップロード後の表示確認
アップロードが終わったら、必ず実際のURLを開いて確認します。
今回なら、
https://hukugyo.net/
を開いて確認します。
確認することは次の通りです。
- □ トップページが表示されるか
- □ デザインが反映されているか
- □ 画像が表示されているか
- □ 記事一覧ページが開けるか
- □ 各記事ページが開けるか
- □ ボタンやリンクが正しく動くか
- □ スマホで横にはみ出していないか
- □
https://で表示されているか - □ 古い表示のままになっていないか
表示確認は、PCだけでなくスマホでも行うのがおすすめです。
PCではきれいに見えても、スマホでは画像が大きすぎたり、横にはみ出したりすることがあります。
14
よくある失敗と確認ポイント
実際にHPをアップロードすると、初心者がつまずきやすいポイントがあります。
トップページが表示されない
原因として多いのは、
public_html の中に index.html がないまたは、
違う場所にアップロードしているという場合です。
デザインが反映されない
CSSが読み込めていない可能性があります。
確認することは、
- □
style.cssがアップロードされているか - □ HTMLの
link hrefが正しいか - □
style.cssの保存場所が合っているか
です。
画像が表示されない
画像が表示されない場合は、次を確認します。
- □ 画像ファイル本体があるか
- □ 保存場所が正しいか
- □ HTMLのsrcと一致しているか
- □ ファイル名が合っているか
- □ 拡張子が合っているか
- □ 日本語名や空白入りファイル名を使っていないか
特に、.png と .jpg の違い、英大文字・小文字の違いにも注意が必要です。
記事ページが開かない
リンク先が間違っている可能性があります。
確認することは、
- □
hrefのファイル名が正しいか - □ リンク先のHTMLファイルが存在するか
- □ フォルダの階層が合っているか
です。
スマホで横にはみ出す
画像やコード、表、長いURLなどが原因になることがあります。
CSSで、
img {
max-width: 100%;
height: auto;
}のような指定を入れておくと、画像がスマホ幅に収まりやすくなります。
15
公開までの全体の順番
HPをインターネット上に公開する流れを、初心者向けにまとめると次のようになります。
- HPファイルを準備する
- サーバーを用意する
- ドメインを用意する
- サーバーにドメインを追加する
- DNS設定でドメインとサーバーをつなぐ
- 無料独自SSLを設定する
- HTTPS転送を設定する
- ファイルマネージャーを開く
- 対象ドメインの
public_htmlを開く index.html、style.css、script.js、画像、記事ページをアップロードするhttps://で表示確認する- PC表示を確認する
- スマホ表示を確認する
- 画像とリンクを確認する
- 必要に応じてGoogle Search ConsoleやGoogleアナリティクスを設定する
16
今回使ったもののまとめ
今回、私がHPを公開するために使ったものをまとめると、次の通りです。
サーバー
スターサーバー(スタードメインの無料サーバー特典を含む)
役割:HPのHTML、CSS、画像、記事ページなどを置く場所。
ドメイン
hukugyo.net
役割:読者がサイトへアクセスするための住所。
HPデータ
index.htmlstyle.cssscript.js
画像ファイルarticles フォルダpages フォルダ
その他の記事ページ
役割:実際に表示されるHPの中身。
DNS設定
役割:hukugyo.net とスターサーバーをつなぐ設定。
SSL設定
役割:https://hukugyo.net/ で安全に表示するための設定。
ファイルマネージャー
役割:HPのファイルをサーバーへアップロードするための管理画面。
public_html
役割:インターネット上に公開するファイルを置く場所。
FINAL CHECK
最後の確認チェックリスト
HPをアップロードした後は、次のチェックリストで確認します。
- □
public_htmlの中にindex.htmlがあるか - □
style.cssが正しい場所にあるか - □
script.jsが必要な場合、正しい場所にあるか - □ 画像ファイルが正しい場所にあるか
- □ HTMLのsrcと画像保存場所が一致しているか
- □ 記事ページがアップロードされているか
- □ 記事一覧ページから記事へ移動できるか
- □ TOPページから各ページへ移動できるか
- □
https://で表示されているか - □ スマホで横にはみ出していないか
- □ 画像が切れていないか
- □ リンク切れがないか
- □ Google Search Consoleの確認ができているか
- □ Googleアナリティクスのタグが入っているか
SUMMARY
まとめ
HPをインターネット上にアップロードするには、HPファイルを作るだけでは足りません。
必要なのは、次の流れです。
HPを作る
↓
サーバーを用意する
↓
ドメインを用意する
↓
DNSでつなぐ
↓
SSLで安全にする
↓
public_html にアップロードする
↓
表示確認する
最初は、サーバー、ドメイン、DNS、SSLなどの言葉が難しく感じます。
でも、家にたとえると少し分かりやすくなります。
HPのデータは家の中身。
サーバーは土地。
ドメインは住所。
DNSは住所と土地をつなぐ案内板。
SSLは安全な玄関鍵。
アップロードは家具を運び込む作業。
表示確認は、実際に家に入れるか確認する作業です。
この流れを一度体験すると、HP公開の仕組みが少しずつ見えてきます。
完璧に理解してから始める必要はありません。
まずは、
作る
置く
つなぐ
確認する
この4つの流れを意識すると、初心者でもHP公開の全体像がつかみやすくなります。